舌側矯正
舌側矯正とは、歯の裏側にブラケット矯正装置を装着し、裏からコントロールする矯正装置です。当院では最新のリンガルブラケットを採用しております。また装置の作成については国内有数の症例数を誇る技工所に作成依頼しております。
見えない舌側矯正のメリット
1,矯正装置が見えない
何と言っても見えないことが第一のメリットです。
顎間ゴムをかける際に目立たない所に透明なものをつけることがありますが一番目立たない装置といえます。
キャビンアテンダント、接客業、営業職など、目立つ装置をつけるととが不可能な方、また矯正治療をより審美的に受けたい方に大きなメリットです。
2,虫歯のリスクが低い
歯の裏側は表に比べて常に舌が動いて唾液で洗浄されているので虫歯のリスクは少ない状態です。
しかし、歯ブラシによる清掃も必ず必要でブラッシングが悪いと虫歯や歯肉炎になることは当然あります。
デメリット
1,発音しにくい
装置を舌側につけると舌を歯の裏側にあてて発音する言葉が不明瞭になる事があります。
日本語では、さ行、た行、ら行の言葉です。しかしながらほとんどのケースで一ヶ月以内に慣れてきて通常通り会話できるようになるようです。
2,費用が割高である
基本的に裏側からの治療は表に比べて難易度が高いです。また高度な研修と治療技術が必要であること、ブラケットの取り付け位置に特殊な作業が必要であること、ワイヤー交換などの処置時間が長くなる事が大きな理由です。
・フルリンガル法
フルリンガル法は上下顎全ての歯を裏側から治療する治療法です。装置は基本的に見えません。
・ハーフリンガル法
ハーフリンガル法は上顎は裏から治療して、下顎を表から治療する方法です。下顎を表につける事で舌への圧迫感や違和感はありません。また下顎は個人差はありますがあまり見えない事で選択される方が最近多いです。また費用もフルリンガルに比べ安くすみます。